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①首の上のベルトのバックルを外します。
②ワンちゃんを抱上げて車椅子の上から乗せます。
③前後のリングに足を通して乗せます。
④リングの高さを調整して下さい。
リングを構成しているパーツの位置を調整します。
(一度降ろしてからの方が調整しやすいです。)
⑤首の上のベルトを調整してバックルを留めます。
⑥足袋を調整します。
右前足を吊るために、前肢側もリングにいたしました。
※片足を吊るとバランスが悪くなるので、肢が外側に突っ張るように広がってしまい上手く歩けないことがあります(後肢でも同様)。
通常の前旋回型(前輪キャスター、後輪固定タイヤ)の仕様となります。前足が不自由な子は前脚を軸に後肢で旋回することがあり、その場合は前後のタイヤを逆に取り付けることもありますが、前に進む限りは前旋回型の方が乗りやすいようです。
後肢は健常なので、自由度を高めるためにリングをフレーム後方に固定できるようにいたしました。(排泄時の邪魔にならないかご確認ください。)
アジャスターを差し替えれば、通常のリングにもできますので乗りやすい方に固定して下さい。
※高さ調整後はアジャスターを確実に締めてください。
ベルトが噛んでいないか、都度確認してください。
アジャスターでリングの高さを調整できます。
自然に立っているときの姿勢になるように調整して下さい。
左右のリングをつなぐパーツは固定していません。
ワンちゃんの体型に合わせて移動して下さい。
リングのスポンジゴムチューブは若干伸縮します。
高さ調整後、リングの大きさに合わせてバランス良く配置して下さい。
一度調整すれば、次回からは乗せるだけになります。
ただし、最初から自然な姿勢にならない子もおりますので、その場合は少しづつ馴らして自然な姿勢になるように微調整が必要になります。
右前足を吊るために足袋を使用いたします。
高さを調整できるようにしてあります。
症例や体型によるところもあり、
無理なく吊れる高さを見つけるのは難しいので、上下前後に調整できるようになっております。
足袋は上部のフレームから吊っているので、肢を動かすことができます。麻痺が始まってしまった子にとってはリハビリにもなります。
肢を動かさない方が乗りやすい場合
足袋をフレームに固定できます。
着脱式の固定ベルトを付けてまります。
輪になっている部位に足袋を差すだけです。
足袋の向きも工夫してみて下さい。
着脱式固定ベルトには上下があるので、使用時は注意して下さい。
足袋の形状に合わせて、上が広く下が狭くなっております。
※前後とも同様で、
足を吊るということは、それ自体で自然な姿勢ではなくなってしまいワンちゃんにとっては違和感が強くバランスが悪くなるようです。
完全に麻痺してしまった子なら、逆に初めから上手く乗れることが多いです。ほとんどの場合慣れが必要になります。
足袋を吊るベルトは取り付け位置を変えることができます。
着脱式固定ベルトを中央のフレームに取り付けることもできます。
無理の無い吊り方ができる位置や方法を探してみて下さい。
【追加】
足袋に固定用のベルトを付けてみました。
肢の太さに合わせて微調整可能です。